こぐまコラム

「うちの子、怠けてる?」と思ったときに知っておきたい努力する子の育て方

「うちの子、できないわけではないのに、やろうとしない…」

幼児のみならず、お子さまを育てる保護者であれば、この悩みはすべての年代において共通ではないでしょうか。

勉強でもお手伝いでも習い事でも、少し難しい課題に遭遇すると、

「できない」
「やりたくない」
「あとでやる」

と言って取り組もうとしないことが、特に低年齢の子どもにはよくあります。

将来、中学受験も視野に入れているご家庭にとっては、

・最後まで考える力
・粘り強く取り組む姿勢
・挑戦する意欲

を幼児期から育てたいと考える方も多いでしょう。

そのためには「ほめて育てることが大事」と言われますが、一方で、「努力していないのにほめるわけにはいかない」と考えるのは当然のことです。

では、子どもが怠けているように見えるとき、親はどのような心がけで関わればよいのでしょうか。今回は、子どもの努力する姿勢を育てるための親の関わり方について解説します。

子どもが「やらない」理由は怠けではない

まず理解しておきたいのは、子どもがやろうとしない理由は、必ずしも「怠けているから」ではないということです。

多くの場合、子どもの心の中には次のような気持ちがあります。

・失敗したくない
・難しそうで不安
・どうやればいいかわからない
・自信がない

特に年長くらいになると、子どもは「できない自分」を見せることを恥ずかしく感じることもあります。そのため、「やらない」「できない」という言動は、実は自分を守るための反応であることも少なくありません。

このようなときに、

「なんでやらないの」
「ちゃんとやりなさい」

と強く叱ってしまうと、子どもはさらに課題から距離を置いてしまいます。大切なのは、子どもを責めることではなく、安心して挑戦できる環境を整えることです。

親が心がけたい「小さな一歩」の環境づくり

子どもが取り組まないときは、課題のハードルが高く感じられていることがあります。そのため家庭では、「完璧にできること」を求めるよりも、小さく始められる環境を作ることが大切です。

例えば、

・一度に多くを求めない
・最初の一歩を小さくする
・難しいときは少し手助けする

こうした環境があると、子どもは「できそう」と感じやすくなります。

子どもは「全部やらなければならない」と感じると、やる気を失いやすいもの。しかし、「少しだけならできそう」と思えると、最初の一歩を踏み出しやすくなります。そして一度取り組み始めると、そのまま集中して続けられることも少なくありません。

生活習慣の乱れが「怠け」に見えることもある

もう一つ見落とされがちなのが、生活習慣の影響です。

子どもがやる気を見せないとき、実は「怠けている」のではなく、生活リズムが乱れていることが原因になっている場合もあります。

例えば、

・夜更かしで睡眠不足になっている
・朝の準備が慌ただしく、気持ちが整っていない
・食事の時間が不規則になっている
・落ち着いて取り組む時間がない

といった状態では、大人でも集中して物事に取り組むのは難しいものです。

特に幼児期の子どもは、生活リズムと学習意欲が強く結びついています。十分な睡眠がとれていないと、集中力や意欲が大きく低下してしまうのです。

そのため、子どもの「やる気」を引き出すためには、

・決まった時間に寝て起きる
・朝の準備を落ち着いて行う
・毎日同じ時間に学習に取り組む

といった生活習慣の安定も大切です。

学習の前に、まず生活の土台を整えること。
それだけで、子どもの取り組み方が変わることも少なくありません。

結果よりも行動に目を向ける

努力する姿勢を育てるためには、結果だけを見るのではなく、子どもの行動そのものに目を向けることが重要です。

例えば、

・取り組み始めた
・最後まで考えようとした
・自分でやろうとした

こうした行動は、学習の土台となる大切な姿勢です。

子どもが何かに取り組んだときに、その行動をしっかり認めてもらえると、

「やれば見てもらえる」
「やってみよう」

という気持ちにつながります。この積み重ねが、挑戦する姿勢を育てていきます。

まとめ

子どもが「やらない」とき、保護者はつい「怠けているのでは」と感じてしまうものです。
しかし実際には、

  • 失敗への不安
  • 自信のなさ
  • 難しそうという気持ち
  • 寝不足で集中できない

など、子どもなりの理由が隠れていることが少なくありません。

そのため大切なのは、叱って無理に取り組ませることではなく、安心して挑戦できる環境を家庭の中に作ることです。

  • 最初の一歩のハードルを下げる
  • 生活習慣を整える
  • 結果だけでなく取り組む姿勢を見る
  • 小さな挑戦を積み重ねる

といった親の心がけによって、子どもは少しずつ「やってみよう」という気持ちを持つようになります。

粘り強く努力できる子は、最初から努力家だったわけではありません。
小さな挑戦 → 成功体験 → 自信という経験を繰り返すことで、努力する姿勢が育っていきます。

特に年長の時期は、小学校入学を控えた大切なタイミングです。
小学0年生のための幼児教室「こぐまのおけいこ」では、対話を通じて

・考える力
・集中して話を聞く力
・学びに向かう姿勢

を育てる授業を行っています。

「こぐまのおけいこ」教育理念について

小学校入学前の今だからこそ、子どものやる気を引き出す学習習慣の土台づくりを始めてみませんか。ぜひ一度、「こぐまのおけいこ」の体験授業を体験してみてください。

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プロフィール下村 友里 (しもむら ゆり)

慶應義塾大学大学院卒業後、城南進学研究社にて幼児教育マーケティングを担当。編集者・コンテンツディレクターとしても活動しており、多くのWeb媒体でコンテンツ制作に関わる。著書に『脳を育てる!ブレインフード&レシピ71』(城南進学研究社)。小4女児の母でもある。

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