こぐまコラム

算数の「真の価値」とは? 算数が将来役に立つ理由を知りたい!

「算数って、将来本当に役に立つの?」
「公式なんて、大人になったら使わないよね?」

お子さまにこう聞かれたら、どのように答えますか? 算数が重要なことはわかっている。けれど、改めて問われると戸惑ってしまう…そんな保護者の方は少なくないのではないでしょうか。

「計算ができると便利だから」「日常に役立つから」

そう答えた保護者の方。

結論から申し上げると、算数が将来役に立つ理由は、計算ができるようになるからではありません。

算数は、
✔ 論理的に考える力
✔ 問題を構造で捉える力
✔ 数字で判断する力
✔ やり抜く思考体力

を育てるからこそ、将来役立つのです。

本コラムでは、年長期から意識したい「算数の本当の価値」と、その土台づくりについて解説します。まずは、算数が育てる3つの能力について紹介しましょう。

算数は論理的思考力を育てる

社会に出て求められる能力の代表が、論理的思考力です。

・なぜそう言えるのか
・どうしてその結論になるのか
・別の方法はないか

算数は常に「理由」を求めます。

たとえば、
5+7=12
という式一つでも、

「5と7を合わせるとどうして12になるのか?」と考えられるかどうかが重要です。

ちなみに、5と7を合わせると12になる理由は、7を「5と2」に分けられるからです。

  1. 7=5+2
  2. 5と5で10
  3. 10+2=12

つまり、10をつくってから足しているのです。

これは「数を分けて、まとまりで考える」という算数の基本的な考え方です。中学受験では、答えだけでなく考え方の筋道が問われます。そしてこの姿勢は、そのまま将来の社会に出たときの能力につながります。

②算数で数字で判断できる人になる

将来、社会に出ると、あらゆる場面で数字が出てきます。

・金利
・割合
・データ比較
・損益計算
・統計資料

数字を感覚ではなく、意味で理解できる人は、判断を誤りません。うまい話に騙されたりすることもありません。「感覚でなんとなく」ではなく「論理的根拠をもって」考えられることは、AI時代だからこそ価値の高い能力です。

③算数は問題解決能力を高める

算数は、難易度が高くなればなるほど簡単に答えが出せないことも多い教科です。算数の文章題は、実は問題解決のトレーニングにもなっています。

  1. 情報を整理する
  2. 何を求めるか明確にする
  3. 手順を考える
  4. 答えを導く

1~4の間には、考えてもわからない→やり直す→もう一度挑戦するというプロセスが存在しています。このプロセスこそが、思考力を育てるのです。

中学受験を考えているご家庭であれば、最も重要なのは「最後まで考え抜く力」です。算数ができる子どもは、問題解決の方法を習得しているため、考えることを面倒くさがらないようになります。

中学受験で本当に差がつくのは“算数”

以上、算数で身につく3つの力を見てきました。

実際の中学受験でも、算数の出来が合否を左右します。

なぜなら算数は、
・暗記では対応できない
・地頭が問われる
・差がつきやすい

科目だからです。

しかしその“地頭”は、生まれつきではありません。

幼児期に
・数感覚
・量のイメージ
・図で考える習慣

を身につけているかどうかが、大きな差になります。

年長の今は、
・詰め込みをする時期ではありません
・先取り計算をする時期でもありません

大切なのは、算数を“理解する器”を育てることです。

公立小学校では学習進度がゆるやかです。「学校でやるから大丈夫」ではなく、家庭や幼児期の環境がそのまま学力の土台になるということを念頭に、算数を“理解する器”を育てていただきたいと思います。

算数が好きな子は、将来の選択肢が広がる

理系進学
医学部
工学部
経済学部

どの分野でも、算数・数学が基礎になります。

文部科学省は、労働人口の減少やAIの進展など技術革新に合わせた人材育成が必要という考えから、理系の知識を備えた人材の育成を急いでいます。現在、高校生のうち理系を志望するのは27%、文系は47%と推計。2040年までに理系39%、文系30%にすることを目指すとし、文理の逆転が起きるのです。

具体的には、文系学生が多い大都市圏の私大を中心に、理系学部や文理横断型の学びへの転換を促すなどの環境整備が整えられます。すなわち、文系の学部であっても、理系の素地が必要になってくるということです。

算数を苦手にしないことは、将来の進路の幅を狭めないことでもあるということがおわかりいただけるでしょう。年長期に「算数は楽しい」という感覚を持てるかどうかは、非常に大きな意味があるのです。

思考の“型”を作る大切な時期に

では、年長の今、何をすべきか? 答えはシンプルです。

✔ 数を具体物で体験する
✔ 分ける・比べる・まとめるを経験する
✔ 図で考える習慣をつける
✔ 「なぜ?」を大切にする

ことです。これらは家庭でもできます。しかし、算数の考え方を、ご家庭で体系的に指導するのは簡単ではありません。

体系的な学習指導を得意としているのが、小学0年生のための幼児教室「こぐまのおけいこ」です。

「こぐまのおけいこ」では、

・具体物を使った数量体験
・思考を言語化する練習
・図で整理する力
・試行錯誤する環境

を重視しながら、算数や国語など小学校の学習につながる教科前基礎教育を行います。

年長期は、思考の“型”が最も吸収される時期です。この時期に正しい順序で経験を積むことで、
小学校入学後の伸びがまったく変わります。

「こぐまのおけいこ」教育理念について

まとめ:算数は「思考力」を育てる教科

算数は、将来使う公式を覚えるための教科ではありません。

・考える力
・構造を理解する力
・やり抜く力
・数字で判断する力

を育てる教科です。

そしてその土台は、年長の今こそ最適なタイミング。中学受験をはじめ、生涯にわたる思考力の育成を考えているなら、「小3から塾」ではなく、“考える器づくり”を今から始めることが重要です。

「うちの子はどのくらい考える力があるのか?」
「算数の土台はできているのか?」

ぜひ一度、こぐまのおけいこの体験授業にお越しください。体験を通して、お子さまの思考の現在地を丁寧にお伝えいたします。

「こぐまのおけいこ」体験授業はこちら

プロフィール下村 友里 (しもむら ゆり)

慶應義塾大学大学院卒業後、城南進学研究社にて幼児教育マーケティングを担当。編集者・コンテンツディレクターとしても活動しており、多くのWeb媒体でコンテンツ制作に関わる。著書に『脳を育てる!ブレインフード&レシピ71』(城南進学研究社)。小4女児の母でもある。

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